クリスマス絵本10選!年齢別に司書ママがご紹介!
こんにちは!司書課程で勉強をすすめているワーママです(あと半年で図書館司書取得します)
今回はクリスマスにおすすめの絵本を10冊紹介します。
海外を含めたいくつもの図書館へ通い、息子への読み聞かせもたくさんしているため、
子どもたちが大好きなクリスマス向けの特別な絵本をご紹介しますね!
(AmazonPRあり。良書だと感じるものを独自に選書しております。)
0~1歳向けのクリスマス絵本
ブックスタートにあたる時期の年齢である0~1歳。
この時期はとにかく絵本との出会い、触れ合いを大切にしたい時期です。
そんな時期におすすめなのがこちらです!
『みんなだいすきクリスマス絵本』ステラバゴット著, やまぐちりりこ翻訳
クリスマスのプレゼントとしても大人気のこちら!
スライド式のしかけ絵本で、クリスマスツリーのライトを点灯したりサンタが登場したり!
この時期の子どもは物語を認識しにくく、目から動きを楽しむため、しかけ絵本がオススメです。
クリスマス?サンタ?それは一体どんな世界観なのか。
初めてのクリスマスという存在への出会い、絵本との出会いにもってこいです。
『クリスマスいないいないばあ!』インゲラ・アリアニウス著
作者のインゲラ・アリアニウスはスウェーデンを代表するイラストレーターです。
50~60年代の絵にインスパイアされた彼女は、可愛い特徴的な絵を描きます。
この絵本の特徴はフェルト絵本!
海外では当たり前で、日本よりも発展しているのがフェルト絵本です。
幼い頃の感覚刺激は重要だとされ、とても人気です。
内容は、いないいないばあ!という慣れ親しんだ言葉遊びに、可愛いイラストとフェルトが特徴的です。
最近日本でも増えてきたので、是非クリスマスをきっかけにフェルト絵本に挑戦してみてください。
おもちゃから→絵本への出会いという移行にピッタリです。
布絵本、フェルト絵本について詳しく書いた記事もあるので参考にしてください。
人気の布絵本を子どもにプレゼントしようー司書ママおすすめー
『すてきなクリスマスおうた ベスト10』たまひよおうた絵本
クリスマスソングのおうた絵本です。
特徴は、
- 歌声ありの有名な10曲が収録
- 音質が良い
- 英語のクリスマスソングもある
- 厚みのあるボタン
- 毎年使える
です。
歌声があるため真似しやすく言葉の発達に良いこと。
おうた絵本は音質が良くない物もありますが、これは音質がよく保護者も気分が良くなります。
日本語だけでなく英語のままの曲もあるため、英語教育にもおすすめ。
よくある平面のボタンではなく、赤ちゃんも押しやすい厚いボタン。
なにより長年ずっと使えるという点がおすすめです。
実は我が家も赤ちゃんの頃に買いました。クリスマス以外の時期も押して歌うし、クリスマスが近づくと毎日押して遊んでいます。少なくとも小学校にあがる前までは使えます。
2~3歳向けのクリスマス絵本
言葉の発達がスピードアップするこの時期は、少しずつお話絵本を理解し始めます。
大切なことは「押し付けないこと」「好きな絵本をよんであげる」「親も楽しむ」ことです。
好きを刺激しながら、言葉の楽しさを伝えてあげましょう。
『めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス』せなけいこ著
子どもたちに大人気ロングセラーのせなけいこさんのクリスマス絵本。
人気のめがねうさぎがクリスマスにも楽しく過ごしています!
貼り絵が特徴のせなけいこさんの絵と、リズミカルな言葉の重なりを楽しんでください。
図書館でも選書で大切にするのが長年愛されている作家かどうかです。
せなけいこさんについて詳しく知ることができる記事も参考にしてください。
せなけいこ絵本ランキングTOP10&新作-図書館司書の卵がお伝え-
『ぐりとぐらのおきゃくさま』なかがわりえこ著, やまわきりえこ絵
大人気のぐりとぐらのクリスマス絵本です!
この絵本は、実はしっかりとした物語と言葉が多めなのですが…不思議なことに2歳の子どもでも夢中になる絵本です。
これは保育園でも実証されていて、我が家の息子も園で読み聞かせをしてもらい園でも大人気。
自宅にも持っていますが2歳の頃からこの絵本が大好き。
もちろんクリスマス時期以外にも楽しんで読んでいます。
正直「よくこの言葉の多さを、この年齢でみんな集中できるな」と思うのですが、これがぐりとぐらという人気作品の魅力。
これはまだ早いとあきらめることなく、トライしてみてください。
長年使える作品となるでしょう。
『いろいろクリスマスツリー』おおでゆかこ著
子どもにとっての夢がつまっているクリスマスツリー。
様々なクリスマスツリーを作りあげていきます。
見ているだけでも楽しい、大人もうっとり癒やされます!
4歳~向けのクリスマス絵本
4歳から上のお子様には、とにかくボリュームたっぷりクリスマスを存分に味わえる絵本を与えてあげましょう。
ワクワクするストーリー、少し大きくなったからこそ楽しめる細かいしかけ絵本、大人になっても心にのこるクリスマス絵本、そんなポイントで選んでみましょう!
『100にんのサンタクロース』谷口智則著
サンタクロースがたくさんいる!それだけでワクワクする子どもたちですが、谷口智則さんの味のあるイラストもオススメです。
色彩も鮮やか、ストーリーも面白い、印象に残る絵本です。
きっと大人になってもずっと心に残るクリスマス絵本となるでしょう。
『クリスマストレインしゅっぱつ』視覚デザイン研究所
子どもの夢がとにかくつまったクリスマスとおもちゃの現実世界からファンタジーへの夢物語!!
トイ・ストーリーのようにおもちゃが現実世界で大きくなり広がっていく物語です。
これはストーリーが理解できる年齢になると特に楽しめます。
そして何より色彩が鮮やか!たっぷりと色の刺激を受けることができます。
『サンタさんのてがみ』ジョセフィン・コリンズ著, ゲイル・イェリル絵
ワクワクが一番残るのがこのサンタクロースからの手紙絵本!
少し大きくなったからこそ大事に扱えるしかけ絵本を存分に楽しみましょう。
サンタからの手紙を探す旅。地図や探す遊びを夢中になって楽しめます。
普段の絵本とは全く違う絵本にふれる機会を与えてあげてください。
一番オススメのクリスマス絵本
『大判 ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』ジャネット・アルバーグ, アラン・アルバーグ著,
長年愛され多くの図書館でも置かれているのが、こちらの大人気クリスマス絵本。
パズルや手紙などしかけ絵本、わかりやすいストーリーを存分に楽しむことができます。
クリスマスの思い出としてだけでなく、絵本はこんなにおもしろいのだという発見があります。
絵本を子どもをつなげるために一番おすすめなこちらの絵本はクリスマス絵本の中で最もおすすめです。